O脚

Vol.9

O脚の原因は「ねじれ歩行」にあった!歩き方を変えてO脚矯正

まっすぐに立つと膝やくるぶしなどが開いてしまうO脚。日本の女性の8割がO脚であるとも言われており、O脚は女性にとって大きな悩みの1つでもあります。O脚は骨が変形しているから治らないと思われがちですが、歩き方を変えたり、筋肉を鍛えることである程度矯正できる可能があるのです。

O脚にはいろいろなタイプがある

O脚とは、まっすぐに立った時に、左右のくるぶし、膝、太ももの内側の全部もしくはどれかが開いた状態になる脚のことを言います。逆に膝だけがくっつき、膝から下がハの字に開いた状態をX脚と言います。

O脚には、以下の4つのタイプが存在します。

・ひざ下O脚
まっすぐ立つと太ももはくっつきますが、両ひざから下がつかないタイプ。膝の外側の骨が出っ張り、すねの外側の筋肉が発達します。

・股関節O脚
両足をそろえて立った時に股から下が開いてしまうタイプ。股関節の外側の骨が骨盤よりも外側に出っ張り、お尻や太ももの肉も外側に引っ張られて太くなります。

・ひざ下と股関節のO脚
「ひざ下O脚」と「股関節O脚」が同時に起こったタイプ。まっすぐ立った時に股から下が開き、すねの外側に余計な筋肉がつきやすくなります。膝の外側の骨と股関節の外側の骨が外側に出っ張った状態です。

・XO脚
両足をそろえて立つと膝はくっつきますが、股下と膝下が開いてしまうタイプ。膝のお皿が内側を向いて内股になります。また、脚の外側の筋肉が発達して太くなります。

O脚の原因は「ねじれ歩行」

O脚の多くは先天的なものではなく、何らかの原因で脚がねじれてしまっていることによるものです。脚がねじれる原因としては「ねじれ歩行」があげられます。
正常な状態の場合、足は親指の下、小指の下、かかとで均等に体重を支えます。しかし、ねじれ歩行をしている人は足の外側で体重を支えてしまっているために、足の裏、足首、膝などが外側に流れてしまうのです。
ねじれ歩行になる原因として、外反母趾や浮き指(足の指が地面につかない)や偏平足の人、乳幼児期に足の裏への刺激が少なかったことによる足裏のアーチの発達不足などがあげられます。

歩き方の改善と筋トレでO脚を改善しよう

O脚を改善するには、正しい歩き方を身につけることが大切です。
まず、立った時に親指のつけ根、小指のつけ根、かかとで均等に体重を支えるように意識しましょう。また、指先が地面から浮いたりせずに、足の指先のアーチ、指のつけ根のアーチが地面にしっかりついていることも重要です。
歩くときは背筋を伸ばして上半身をまっすぐにし、踏み出す方の足の膝を少しだけ高く上げるように意識してください。膝は伸びきらないように軽く曲げるようにします。着地するときは、足の指先、指のつけ根、かかとの3点を地面につけましょう。
そうすることで足のねじれが解消され、地面から受ける衝撃も小さくなります。ゆっくり歩くと動きが不自然になったり、疲れやすくなるので、適度なスピードで歩くことも大切です。

また、O脚の人は脚の外側に余計な筋肉がつき、筋肉のバランスが悪くなっています。そこで、日常的に筋トレを行い、脚の内側を鍛えるようにしてください。
1つ目は「股関節のストレッチ」。足の裏を合わせて座り、かかとをお尻の方に近づけていきます。かかととお尻をできるだけ近づけた状態で、膝を地面に近づけます。
2つ目は「膝絞め屈伸」。直立の姿勢から膝を閉じたままゆっくりと腰を落とし、その後ゆっくりと膝を伸ばして元の姿勢に戻します。膝が割れないように注意して1セット20回行いましょう。膝の間にタオルを挟んでもOKです。
それ以外に、足で踏ん張る力をつけるために足の指でグーとパーを作るように動かす運動も効果的です。

O脚は見た目が悪いだけでなく、膝や腰に負担をかけたり骨盤の歪みを助長するなど、体にも悪影響をおよぼします。正しい立ち方と歩き方を身につけることで疲れにくくなるというメリットもあります。意識して毎日続けることが大切です。

2015.12.14 更新