足のむくみ

Vol.5

女性の天敵!
足のむくみが起こるメカニズムとは?

女性の多くの方が抱える悩みのひとつとして、足のむくみがあります。
仕事などで一日中立ちっぱなしだったり、デスクワークでイスに座りっぱなしだったりすると、靴を履くのもきつくなるというほど、足がパンパンになったという経験はありませんか?
このような女性の天敵である足のむくみは何が原因で起こるのでしょう。

1.どうして足のむくみが起こるのか?

どうして足のむくみが起こるのかというと、それは血液の循環が大きく関係しています。
通常は私たちの体内を動脈を通じて血液が循環することで、全身に水分や栄養分を供給しています。
また、体内で不必要な水分などは静脈やリンパ管を通じて再度体内を循環しています。
しかし、静脈やリンパ管を通して再循環するはずの水分が、静脈やリンパ管がスムーズに流れないことが原因で、足のむくみと呼ばれる状態が起こるのです。

2.日常生活での足のむくみの主な原因

足のむくみが起こる直接的な原因はいくつかあります。
仕事などで長時間立っていると、当然のことですが、私たちの身体には重力がかかっていますので、血液は自然と足に溜まってしまいます。
その結果、静脈の圧が上がりスムーズに循環することができなくなります。
また、水分や塩分の摂りすぎも、足のむくみの原因に繋がります。
血液中の水分が増えるということは、必然的に体内に余分な水分が溜まりやすくなるということになります。
その他にも、運動不足や加齢により、足の筋肉が衰えると、血液を循環させる役目が低下してしまい、これも足に水分が溜まりやすくなる原因になります。

3.体の病気も足のむくみの原因のひとつ

上記で挙げたような一過性の原因による足のむくみ以外にも、体の不調によって足のむくみが引き起こされる場合があります。
肝臓が弱っていることも足のむくみに関係しており、血液内にあるアルブミンという成分は、血管内の水分を保持する働きを持っています。
そのアルブミンは肝臓で作られるのですが、肝臓の働きが弱っている人は、アルブミンが上手く作られません。
アルブミンが少ないと、血管内の水分が外に出やすくなってしまい、それが足のむくみの原因につながります。
腎臓も足のむくみに関係している臓器のひとつで、通常は私たちの体内の余分な水分を尿として排泄する働きを持っているのですが、腎臓が弱ってしまうと、そういった機能が低下し、余分な水分をうまく排泄できなくなってしまいます。
また、血液を全身の送りだす機能を持つ心臓の働きが弱かったり、血管のさまざまな病気も足のむくみの原因と考えられます。

このような様々な原因によって足のむくみは起こっています。通常は足のむくみが起こった場合、マッサージや足湯など血液の循環を促すことが大事ですが、あまりにひどい場合や慢性的なむくみが続く場合は、専門医の相談する必要もあります。

2015.11.18 更新